オーメン

映画

私はそこそこの頻度で「オレンジの悪魔」をYouTubeで見て癒されている。

ご存知のことと思うが、オレンジの悪魔は京都橘高校の吹奏楽部のことだ。異名の「オレンジの悪魔」は、ユニホームの色と、激しいパフォーマンスをしながら笑顔を絶やさない姿が由来とされるらしい。

オレンジの悪魔といえば代名詞は「シング・シング・シング」なのだが、それ以外の動画も見漁っていると、吹奏楽のレコメンドが多くなり、『みんな大好き』吹奏楽の定番曲とされる「宝島」に行きついた。

これまで意識してなかったのだが、この「宝島」という曲は(F1グランプリのテーマ「TRUTH」で有名な)
T-SQUARE(旧THE SQUARE)のものを吹奏楽用に編曲されたものだった。

原曲も吹奏楽版もどちらも素晴らしい曲だと思いながら聴いていると、同じアレンジャーの真島俊夫が、T-SQUAREの「OMENS OF LOVE」(オーメンズ・オブ・ラヴ)という曲を吹奏楽版にしているものを見つけた。
この曲も素晴らしく、さわやかでワクワクするような曲調で、T-SQUAREの原曲でのライブを見てみるとサビの部分で観客と一緒にジャンプするような演出もされている。ライブでの定番といった感じだ。

ん!?ちょっと待てよ…
『オーメン』(The Omen)と言えば「悪魔の子ダミアン、悪魔の数字666、忌み子」的な不吉な意味だと思い込んでいたのだが、なんでこんなに明るい曲調なのだ!と思い調べてみた。

「オーメンズ・オブ・ラブ(OMENS OF LOVE)」という曲名ですが、これは日本語に訳すと「恋の予感」といった意味になります。「omen」は英語の単語であり、主に「前兆」や「予兆」という意味を持つ。

なんだよ!
2024年4月に公開される『オーメン:ザ・ファースト』も、あたかも「オーメン」自体が特別な意味を持つように訳題で印象付けられているが、原題は『The First Omen』でただの「最初の予兆」なのだ。

日本の映画業界の巧みな情報操作に嵌められて生きてきたようだ…Oh, man

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