我が拳は我流

漫画

我が拳は我流、我流は無形!!無形ゆえにだれも読めぬ!!

言わずと知れた、北斗の拳・雲のジュウザの言葉だ。私もいつかこのような台詞を吐いてみたいものである。

格好良いキャラクターが、そのキャラに合った格好良いことを言うから、何年経っても印象に残っているのだろうなと思う。

またカッコ良いキャラクターは、普段おちゃらけていたり、無愛想だったり、様々なタイプの隠蔽で本心を隠しているが、そのことにより、たまに見せる本心・人間性の自己開示が引き立つため、魅せられてしまうのだろう。

更にジュウザがラオウの愛馬・黒王号を強奪し、その馬に認められ、乗りこなせるのもポイントが高い。これは、三国志の関羽雲長を彷彿とさせるではないかと思う。(む…ここにも雲という文字が)

入手の仕方は違うが、赤兎馬と関羽も似たようなものだ。呂布の馬だった赤兎馬を呂布を討ちとった曹操が手に入れるが、誰も乗りこなぜず、客将として曹操の元にいた関羽が見事に乗りこなして、そのまま関羽のものとなったという。

両名とも最後は殺されてしまうのだが、英雄として名を残すにはじゃじゃ馬名馬を乗りこなすエピソードが効果的なわけだ。

私も将来、県知事にでもなって、我がは我流!我流は無型!と言いながら、じゃじゃ馬に乗って県境を領域侵犯したいと思う。

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