私は基本的に暇なためよくYouTubeを見ていて、今懐かしんでハマっているのが表題のBGMだ。
これは、ファイナルファンタジー5で初出の音楽で、敵キャラ「ギルガメッシュ」戦のテーマ。
ファンの間でもファイナルファンタジー屈指の名曲という評価を受けており、人気も非常に高い。
ゲーム中の地名としてはビッグブリッジ、曲名としてはビッグブリッヂとなっている。
ここでも四つ仮名問題発生だ。四つ仮名の使い分けは日本の北の地域から南の地域へ行くほどに出来ていたようなので、
(東北人は寒くて口が開かないので、じ=ぢ=ず=づ と一つ仮名)
作曲者の植松伸夫氏はおそらく南の地域の出身ではないかと推測される。(高知でした。)
さて、敵キャラの名前「ギルガメッシュ」で思い出すのは、『ギルガメッシュないと』という方もいるだろう。
『ギルガメッシュないと』は、テレビ東京系列局ほかで放送されていたテレビ東京製作の女性向け深夜番組で、1991年10月から1998年3月まで放送されていた。
番組名はメソポタミアの英雄「ギルガメシュ」が精力絶倫の王であることにちなむらしい。
そんな「ギルガメッシュ」の元ネタは何だろうと調べてみたところ、古代メソポタミア神話のシュメール人の王で半神半人のようだ。
ネットで調べてもなかなか「ギルガメッシュ」の精力絶倫エピソードが出てこないため、英雄譚『ギルガメシュ叙事詩』を読まなければ、
そこまでは書ききれないので、今回は周辺調査の情報のみでお届けしたい。
『ギルガメシュ叙事詩』には、「エンキドゥ」という元々はギルガメシュに対抗できる強い者とすべく神々が生み出した戦士が出てくるのだが、
後にギルガメッシュと喧嘩して打ち解けて盟友・相棒になるということで、
『ギルガメシュ叙事詩』はサイドキックを確認できる最も初期の文献の1つらしい。
その「エンキドゥ」だが、最初生み出されたときは獣っぽかったけど、神聖娼婦シャムハトの誘惑に惹かれ、
6晩7日性交をして人っぽくなった後、ギルガメッシュと親友になるストーリーなのだが、こちらの精力絶倫具合も相当なのに
『ギルガメッシュNIGHT』(ラテ欄はないと表記)とタイトルが付けられているのは、それを超えるエピソードが知れるに違いない。
最後に、書きながらサイドキックが何故相棒なのか?も調べてみた。
昔のアメリカで使われていたスリのスラングで、ズボンの前ポケットを“kick“と呼び、ここに財布が入っているとスリにとってはもっとも仕事が難しいため、
信頼の置ける相棒を“side-kick“と言うようになったとされている。
ん?じゃあ横蹴りもサイドキックと言うと思うし、違いが分からないじゃないか?と思い、
グーグル翻訳をしたところ、“Sideways kick“と言われた。これ以上はネイティブの人に聞くしかないな…
飯島愛がCM前に「ギルガ〜メッシュ!」とセクシーな声で、スカートを捲ってTバックを見せていたのか。
今夜もYouTubeを漁るしかないか。
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