読書

シマジ

清濁併せ呑む

清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)」とは、「善人や悪人の別を問わないで、来るものはすべて受け入れること」というのが本来の意味で、その由来は、「清流」と「濁流」どちらも受け入れる海を指しているという。海洋汚染が深刻な現在、そんなことを言ってい...
シマジ

右岸の《エルメス》、左岸の《アルニス》

《エルメス》はあの言わずと知れた、馬具屋から高級ブランドに上り詰めたフランスのメーカーだが、それと同格で語られる《アルニス》というブランドがあることは知らなかった。《アルニス》とは、パリ左岸を代表するメゾンだったが、2012年にLVMHグル...
経営

恩は着るもの

「恩は着るものであって、着せられるものではない。」確か、池波正太郎の小説にたびたび出てくる言葉だったと思う。この行為は、自分から相手に対して尊敬の念なりを持つことにより、相手からも好ましく思われ、相互尊敬の関係を築きやすくするものだ。そんな...
シマジ

呼吸の仕方を知っているか

呼吸というと、息を吸ってから吐くものだとイメージしている人が多いと思うが、あれは逆である。吐いてから吸うものだ。お金についても一緒で、使わなければ入ってこないものだ。(島地勝彦「迷ったら、二つとも買え!」より)私はより深く息をして、体内のチ...
シマジ

貧乏とは

貧乏とは、お金、時間、知識、信頼といった資源の収入と支出のバランス(均衡と調和)が崩れた状態を指す。(岩尾俊兵「世界は経営でできている」より)人生を経営していくうえでの貧乏とは、ただ単にお金がない状態ではないというわけだ。そのうえで、ケチの...
シマジ

人生は冥土までの暇つぶし

「人生は冥土までの暇つぶし。極上の暇つぶしをせい」(島地勝彦「迷ったら、二つとも買え!」より)極上の暇つぶしをするために、人生などにおいて必要そうなこと(本当に必要かどうかは分からないが)をこれから書き留めていくことにする。元は、こんな言い...